今伊勢神社

名方浜宮 今伊勢神社

2021年11月28日(日)

元伊勢、名方浜宮の比定地とされる、広島県の今伊勢神社へ参拝してきました。国道2号線、JR山陽本線が、参道をまたいでいます。豊鍬入姫が4年間、天照大御神をお祀りした後。応永35年、平朝臣太夫末治という人が、霊夢により、この場所に辿り着いたそうです。

今伊勢神社の動画


広島県福山市神村町に鎮座されます。
今伊勢神社へ参拝してきました。

今伊勢神社の参道は、国道2号線、JR山陽本線をはさんでします

今伊勢神社 参道

今伊勢神社 参道

元伊勢の伝承地、比定地の名方浜宮とされています。
広島県で唯一の伝承地となります。

とはいっても、広島県という区分は現在の区分なので
となりも岡山県にも数か所の比定地があるのです

豊鍬入姫が天照大神をお祀りしていた時代には
まだ、このような神社ではなく、名方浜宮の跡地に創建されたらしいです
ですから、御神体山の名前で、鏡山とも呼ばれているとのこと

三重県の伊勢神宮と同じように外宮、内宮があります。
同じ敷地内ですが、豊受大神、天照大神が祀られている

今伊勢神社 外宮

今伊勢神社 外宮

豊鍬入姫は、ここで4年間、天照大神を祀ったのですが
次の地へ、移られた後、この場所は忘れられていたようです。
その後、室町時代に平朝臣太夫末治という人が

応永33年(1426年)伊勢に参宮し、七夜参籠したときに
鳥居に五寸の青目石があるのを、地元へ持ち帰るべしとの
お告げがあったそうです。

泉州境水庄へもち帰ったのですが、泉州境水について
ネット検索では、私には詳しい説明を見つけることができなかったので
現在の大阪府南部の泉州の事なのかは不明です。

その後、応永35年になって西国へ供奉すべしとの霊夢があったとのこと
お告げに従って、摂津、播磨、備前、備中と旅をするのですが
特に変化はなく、備後国沼陵郡神村庄の鏡山に至って、
一歩も進むことが出来なくなり

ここが、神慮にかなう地として石を安置した

そうすると不思議なことに人々が集まりだし
地元の有力者である、野気沼掃部守が社地を寄進
外宮、内宮が造営された
その後は、地元有力者や藩主の信仰も厚く栄えていたとのことです。

豊臣秀吉が九州へ向かうときに、
この地によって挿し置いたものが芽を出したという
七本の杉があり、三杉・四杉と称している

名方浜宮は、和歌山であるとの説もあります
こちら広島県の今伊勢神社
近隣の岡山県には5ヶ所の比定地があります

皆様もぜひ一度ご自身で参拝され
確認されることをお勧めいたします

今伊勢神社の場所

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